伊勢への旅 完

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伊勢河崎商人館。

江戸時代から酒問屋を営んでいた小川商店で倉7棟、町屋2棟、
さらに道路の向かいには商店、内蔵を持つという河崎の代表的な建物。
2001年、国の登録有形文化財に。
敷地は約1000平方メートル。

2002年、「伊勢河崎商人館」として開館。
NPO法人「伊勢河崎まちづくり衆」が運営管理。

うっかりなことに建物の正面からの写真を撮り忘れました><。




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2階の座敷。
向かいには商人蔵(貸店舗として再利用)。


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まるで昔にタイムスリップしたような眺めです。
道は荷車が行きかうために当時としてはとても広くしてあるとこと。


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この道の先の左手には河崎の氏神様、河辺七種神社があります。


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昨日夕方撮った外からの眺め。
2階の明りのついている窓が上の写真の窓です。




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広い敷地内には大正末期の洋館(商人倶楽部)などもあり
倉はそれぞれ街の活動のために利用されていて自由に見学できます。


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旧サイダーろ過施設。


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蔵に残っていたサイダーを研究して復刻されたというサイダー。
ちょっと変わった味でしたが、美味しくいただきました^^。


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商人館の隅蓋。
網目の隙間は何を表しているのかと伺うと
「丸篭」といってたくさんの目で街を見守っているとのこと。
なるほど^^。




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商人館に付随している向かいの商人蔵。


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蔵の中はかなりの広さで
仕切りのない極小店舗が思い思いに意匠を凝らしていました。




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お気づきのことと思いますが蔵が板壁になっています。
不思議に思って伺うと

台風や川風などの湿気から蔵を守るために
しっくい壁の上にさらに板壁をかぶせているとのこと。
その板も腐食しないように
特殊な塗料(柿渋とか?失念しました)が塗られているとのこと。

しかもこの板壁は現在は固定されていますが
昔は部分部分に小さく分かれていて
必要に応じてバラバラに取り外しが可能だったとのことです。

初めて聞く倉の作り方にびっくりです(@_@;)
それだけ河崎商人の財力は大きかったとのこと。




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勢田川の舟運を生かした川の駅。


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内部。光さす向こうは勢田川。



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刃物で有名な「菊一文字」の本店がありました。

他にもまだ古い蔵の写真はありますが、長くなるのでそろそろお終いに。




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最後は出発までの時間を利用して
外宮に近い「月夜見宮」へ。(伊勢への旅①参)


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伊勢は修学旅行で来ているのですが
伊勢内宮の五十鈴川の御手洗所しか記憶にないというお粗末さ。
今回自分の足で歩き回ることができとても良い旅でした^^。


長々とご覧いただき有難うございました。
間違いなどご指摘いただければ幸いです。










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伊勢への旅 ⑥

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せっかくなので遊覧船に乗って鳥羽湾巡りをします。



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竜宮城を模した派手な遊覧船。
船の舳先には浦島太郎。

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船尾には乙姫様。

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乙姫様の前には・・・この顔には大笑いしました(^^♪




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下のデッキでパンを投げていたとか後で知りましたが
大変な数のトンビが後を追ってきます。

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頭の上を乱舞するトンビを何とか写真に撮ろうと
景色そっちのけで必死になってしまいました><。


下船後、鳥羽水族館はパスして海沿いの「カモメの散歩道」を歩きます。
レッドパールという品種のイチゴのソフトクリームを食べながらぶらぶらと。

2005年、日本グッドデザイン賞を受賞したという
とても気持ちの良いウッドデッキの散歩道です。




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夕方5時頃です。伊勢に戻った頃にはきれいな三日月が。
食事にはまだ早いので
「河崎商人のまち」に行ってみることにしました。




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*****  今、関東地方に地震がありました。(午前9時53分)
母の補聴器のことで東京滞在中です。
震源は茨城県南部。最大震度は4。
3、11東日本大震災の時も東京滞在中。
9階のここは揺れがものすごかったので
地震というと悪夢がよみがえります。  *****


明かりのともった「伊勢河崎商人館」。
夕方の灯りのともる街並みはとても風情あるものでした。
ゆっくり歩いてみたいと明朝、再び訪れることにします。




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4日目。東京へ戻る日です。
荷物をホテルに預けて再び河崎に。
都合のよいことにホテルから歩いてすぐです。

勢田川(全長6,9㎞)沿いの倉。

河崎はお伊勢参りの人々の食をはじめ
多くの物資が船で運ばれた「伊勢の台所」といわれた問屋街だったところ。

今は河崎の伝統的な町家や倉を残すとともに
それらを再活用してのまちづくりに力を入れています。




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屋根は切り妻、入り妻。
伊勢神宮の正殿が平入りの屋根のため
同じでは恐れ多いからという説があります。




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屋根の形はまっすぐな意の「スグ」
ふくらんだ「ムクリ」、反った「ソリ」と3種類。




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それらの屋根には隅蓋といって
隅の瓦と瓦がぶつかるところに水がはいらないような工夫がされています。
これは蝦蟇に乗った仙人。




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次回、河崎のまちをもう少しご紹介。
長々ご覧いただきましたが、最終回となります^^。
















伊勢への旅 ④

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日和山展望台から山道を下り賀多神社に寄り・・・




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ここでは普段入れないはずの奥の御神殿を見ることができました。




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普請の最中で神様は仮殿に移されていて
そのためか工事用の板囲いの戸は開けっ放しでした。
神様はいらっしゃらないのだからいいかなと写真を撮らせていただきました。




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可愛らしい顔の狛犬。




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鳥居から蜘蛛の糸でぶら下がっていた紅葉。




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そこからぶらぶら歩いて江戸川乱歩の下宿先だったという古い建物や
御木本幸吉生誕の地、大山祇神社などに寄りながら
鳥羽城跡城山公園(県指定文化財)へ。

三の丸広場から海を。




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ここでまた非常に興味深い建造物に出会いました。

本丸広場に子供の遊具や相撲の土俵があったり井戸があったり面白いなと見ていると
何とこの本丸跡が平成21年まで隣の小学校の校庭だったというおおらかで楽しい話。

旧鳥羽小学校です。




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わくわくと心躍らせ何とか敷地に入ってみたいと石段を降りて行きました。
城の石垣と小学校。




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窓にはこの張り紙が。




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ハート(^^♪




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窓ガラスにカメラのレンズを押しつけて撮ってみました。
校舎の中です。
壁の張り紙には今の校舎は80歳と書かれていますが
創立100周年の記念碑がありましたから
この時からさらに月日が流れたのですね。




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講堂。




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校舎の周りをぐるりと回ってみます。




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国登録有形文化財に指定されるだけあってただのコンクリートの箱ではなく
至る所に手の込んだ細工が施されています。




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割れた窓ガラスの応急処置?子供の画板が。
上の画板には持主の子供の名前が書かれています(笑)。




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ひと足先にここに来ていた娘は
雨どいに止まっていたジョウビタキをばっちり撮影。

庭の大きな木にもジョウビタキが出たり入ったりしていましたが
私はねばりましたがついに1枚も撮れませんでした><。




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ここもガラスにカメラを押しつけて撮ってみました。
懐かしい思いがよみがえる長い廊下。




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正門。
色褪せたトウテンポールが立っています。
トウテンポールの脇には創立100周年記念の碑と二宮尊徳の像が立っています。
小さな池には薄紫色のホテイアオイの花が1輪咲いていました。




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名残を惜しみつつ山を降りました。
近鉄「中の郷」駅からちょど電車が。
山の上には小学校(^^♪




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せっかく海に来たのだから
昼食は海鮮が食べたいと海に向かって歩きます。
午後2時近くです。


長々と見ていただき恐縮です。
日記代わりですので(>_<)


続きます。










伊勢への旅 ③

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内宮への橋、宇治橋の下を流れる五十鈴川。



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宇治橋。(既出)
この橋の両端に立つ大鳥居は
両宮旧正殿の棟持柱(むねもちばしら)が用いられ
更に20年後には
鈴鹿の「関の追分」、桑名の「七里の渡」の鳥居にリサイクルされるとのこと。



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皇大神宮。内宮(ないくう)。
天照大神(あまてらすおおみかみ)をお祭。



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五十鈴川御手洗場。
参拝の前に心身を清めるところ。



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すでに日が陰り始めています。



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神域内にはたくさんのお社があり
その多くがまだ遷宮中。
平成29年まで工事が行われると看板にありました。

この「風日祈宮(かざひのみのみや)」は
鎌倉時代の元寇のときに「神風」を吹かせて
日本を守った神様だということです。



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夕日が当たって新しいお社の屋根が輝いていました。



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正殿。
写真撮影は石段下でという注意書き。
正殿は5重の垣根で囲まれているとのこと。

外宮もそうでしたが、神域とはまさにその通りで
そこに身を置くだけで良いも悪いもない不思議な気持ちになれます。
あるがまま・・・そんな「無」の状態でしょうか。



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近鉄鳥羽駅。

3日目。
せっかくなので鳥羽まで足を延ばそうということになりました。
近鉄宇治山田駅から乗って鳥羽まで。
まずは観光案内所で駅近くのお勧めの場所を教えていただき日和山へ。

リアス式海岸の美しいところまで行きたかったのですが
交通不便ということで諦めました。



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駅近くの山道に入ります。



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観光案内所の人はこんな状態を知っているのかしらね・・・
というほど木の枝などが散乱している(台風の影響?)山道を登り
この道でいいのかと心配になるほど下草生い茂る道を歩き
まるで工事を途中で放棄したかと思われるような雑然たる日和山展望広場に。

それでも景色は素晴らしく、鳥羽湾が一望のもと。
後ほどこの遊覧船に乗って鳥羽湾めぐりをします^^。



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山道には至る所アザミやツワブキやノギクが咲き乱れ
ほかにも様々な山野草や赤い木の実がありましたが

一番うれしかったのはコウヤボウキ(高野帚)の花に出会えたこと。
桜の葉の紅葉を見たくて奈良の吉野千本を訪れたことがあったのですが
その時、初めて出会ってそれ以来です。



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テングチョウが2頭。




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ヤマウドの花。



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クサギ(臭木)の実。



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タツナミソウ(立浪草)。
我が家では見慣れた野草ですが、野生で見るのは初めてです。
たまたまほかの小さな花を写真に撮ろうとしゃがみこんで見つけました。
この1株だけでほかには見当たりませんでしたが。



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蜘蛛の巣に引っかかったり、下草につまずいたり
日和山の見晴らし台に到着。



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「幸せの鐘」がありましたが大笑い。
上から棒がぶらさがっていて
その先に壊れた水道の蛇口(?)が括り付けられていて
それで鐘をたたくようになっていました(@_@。



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鳥羽主水という戦国武将の砦跡を見ながら
その下の荒れ果てた山道を下ります。


続きます。
















伊勢への旅 ②

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浅吉旅館、1851年創業とありますが
近年になってそれよりさらに古い資料にこの名前が出てきていることが判明。
したがって200年以上は経っていると考えられています。




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急な石段が続きます。
昔はここは多くの芸妓をかかえたお茶屋でした。
後で資料館によって話を伺いましたが
自分のところの芸妓をよそに出すことも
また、よそから呼ぶこともしなくて済むほどの力があったということです。




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渡り廊下が何んとも良い雰囲気。




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渡り廊下の手すりには宿泊客がいるのかタオルが干されていました。




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石段を下りると舗装された広い道に出ます。
でも去りがたくまた石段を引き返し建物をじっくり眺めながら戻ります。




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「あ」の文字が入った瓦。
「さ」と「吉」もあります。

耐震性の問題からも今後建て替えることは無理と思われます。
貴重な建築物を少しでも長く後世に伝えていってほしいものです。

いつか1度は泊まってみたいと意見が一致^^。




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いつまでも眺めていたい気持ちを振り払い内宮に向かいます。
途中、資料館で昔の街道の写真や伊勢歌舞伎の衣装など見ながら興味深い説明を受け
この道を歩いてよかったとしみじみ思いました。

ここは御神田。
毎年5月5日には豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御田祭」が行われるそうです。




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猿田彦神社。
物事の最初に現れ、万事良いほうへ導いてくださる大神。

この神社には至る所、八角形があり
鳥居も神殿の柱も手水舎の柱などすべて八角形。
拝殿正面に昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角形の石柱があります。




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やっと人出で賑わうおはらい町、おかげ横丁にやってきました。




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ここでも「赤福」は大人気。
私たちも並んで買いました(^^♪




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由緒ありげな「赤福」の建物。




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おかげ横丁で休憩。




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伊勢うどんを注文。
娘は天ぷら付。

うどんや蕎麦はコシが大事とゆで方に気を使ってきた私にとって
柔らかいうどんとはどのようなものなのか興味津々。

コシがないとも茹で過ぎとも違うとても美味しいうどんでした。
汁気もないので食べやすくあっという間に完食。
お代わりしてもいいくらいでした(笑)。




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内宮への宇治橋。下を流れる川は五十鈴川。
着いた時はすでに午後3時を過ぎています。

いつものことながら目的地はあっても無いようなもの。
道草のほうが長くなりました^^。

続きます。