青森津軽半島への旅 完

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文明開化の波に乗って建てられた洋館が追手門広場に集められています。
旧東奥義塾外人教師館(前出)と奥には旧弘前市立図書館。



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旧弘前市立図書館。
八角形の双塔側からの景観。
形と色合いの美しさに魅せられます。



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木造モルタル、明治39年に建てられ昭和6年まで利用されていたとのこと。



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中庭側から。



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何のマークでしょう。
換気孔までおしゃれです。

調べてみるとこの星の模様は陸軍のマーク。
陸軍???さらに調べてみるとこの図書館は日露戦勝記念として建てられたもの。
色々な経緯のもと(略)現在の場所に復元とのことでした。



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帰りの時間が気になりますが、余りに素敵なので中に入ってみました。
八角形の部分の部屋、確か女性専用の閲覧室です。



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2階に行ってみます。



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宙に浮いている踊り場^^。



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2階の窓から。



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外人教師宅を見下ろして。
芝生の緑とまるでおもちゃのような楽しい色合いです。
右下にはミニチュアの建物が見えます。



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右側に写っている建物が現図書館だったと思います。



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2階の窓から見えたミニチュア建物群。
明治から大正時代、市内に現存した建造物14棟が10分の1の大きさで再現されています。



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まるで女性がガリバーのように見えます^^。



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もうお昼を回ります。
これから新青森まで急いで移動。



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天守までの出発点となった追手門を車窓から見ながら・・・



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歩いてみたかった寺町を車で・・・



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突き当りの長勝寺(国指定重要文化財)まで行きます。
当初津軽家の菩提寺として鰺ヶ沢に建立、弘前城築城と同時にここに移転。



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静かな寺町の様子を少しだけ味わい、
雲のかかる岩木山を背景に水の張った田の緑を楽しみながら新青森まで。

いつも通り旅行前には殆ど予定を組むことをしないのんきな旅。
でも今回の旅も全てにおいて運が良かったと感謝感謝の旅でした。

長々とご覧いただき有難うございました。
終わります。
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青森津軽半島への旅 ⑱

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こんな緑は見たことがないと思うほどの鮮やかな緑に溢れる弘前公園。
見渡す限りサクラです。

明治末期ごろから市民によるサクラの寄進が盛んになり
今ではソメイヨシノ、シダレザクラ、八重ザクラなど2600本余りのサクラがあるとのこと。



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鷹丘橋。



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緑に圧倒されながらぶらぶら歩き。



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下馬橋から見えたガラス張りの見学所に入ってみました。
ガラス越しですが工事の様子を間近に見ることができます。



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埋め立てられた内堀の作業場で石垣の石がクレーンで吊り下げられて移動中。



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とても丁寧に置かれて行きます。
津軽を旅してたまたま貴重な工事の様子を見ることが出来たのは幸いでした。



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内堀に沿って歩きます。



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サクラの木の天辺で囀っているのはシジュウカラ。



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日本最古の染井吉野。
明治15年(1882)植栽。

どんなに老木然としているかと思いましたが驚きました。
枯れたり折れたりしている枝は見当たらず支柱も細いのが1本のみ。
枝の1本1本に葉が茂り素晴らしい木の勢いです。
かなり離れないと全体の姿はレンズに収まりきれないほどです。

このサクラばかりでなく公園のサクラがいかに大切にされているかは
工事の関係者へ「サクラの根や枝を傷めないようくれぐれも注意」
と書かれた大看板があったことでもよくわかります。



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傍らには与力番所。
時代小説の江戸の与力しか知らないので与力と聞いてもちょっとピンときません><。

上級武士に使える人々(与力)が警備のために詰めていた所。
城内に12ヶ所あったうち唯一残っていたもの。
廃藩以降も取り壊されずに放置されていたのが今となっては貴重な財産に^^。



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現存する城門の1つ、東内門を抜けて帰路に着くことにします。



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内堀の様子を見ながら。



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出口東門近くでは道端や土手の草刈りをする人々。
美しい公園を有難うございました^^。

まだお昼前です。
少し街歩きをしてから新青森へ向かう事にします。



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お堀から外れて少し歩くと青森銀行記念館(国指定重要文化財)があります。
青森県初の銀行(旧第五十九銀行)。
ルネッサンス風和洋折衷の大変おしゃれな建物。



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更に歩いて行くと洋館が立ち並んでいる場所に出ました。
追手門広場です。

青森県初の私学校、旧東奥義塾の外国人宣教師の住んだ家。
1階ではコーヒーやランチが楽しめるようです。



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奥に見えている丸い屋根は旧弘前市立図書館。
行ってみます。


次回最終回です。続きます。



青森津軽半島への旅 ⑰

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下馬橋の上から工事の様子を見ることが出来ます。
すでに天守は移動していますがそのことはまた後程。

天守真下からの石垣の1部が外側に膨らむという「はらみ」が見られ
平成25年から修理が始まる。
平成29年4月から石垣の工事に着手。
10年かけて組みなおすということです。

天守の移動、石垣の石の移動・・・
その前に堀の水抜きをし埋め立て・・・気の遠くなるような作業です。



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約3000個あるという石。
移動した石は再利用するためそれぞれにナンバーがふられています。



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石垣と土との間に詰められていた栗石と呼ばれる石が見られます。



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遠くにガラス張りの建物が・・・きっと工事現場を見学するためのものでしょう。
後で行ってみることにします。



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工事現場を見下ろすように枝垂れている木は・・・



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「御滝桜」という古木。
堀に水があればどんなに美しい眺めになることでしょう。



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弘前市では工事を見せることも観光事業の1つと考え様々な工夫を凝らしています。
工事現場には津軽藩の家紋・津軽牡丹を染めた陣幕が張られているなどもその1つです。



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工事現場を隔てる陣幕の上に覆いかぶさっていたサクランボ^^。



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天守移動の前から設けられていたという公開ステージの上から天守を眺めます。
ステージは周囲との調和を考えて全て杉材で作られてます。
無粋な鉄パイプなどではないのが良いですね^^。

新しい観光名所にしようと岩木山が背景に入る位置に天守を移動したということですが
この時は気が付きませんでした><。



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展示されている2個の巨大な角石の1つ「いかすみいし」。
なるほどイカの形をしています^^。



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右が「刻字角石」。



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天守、今は資料館になっていますが、藩政時代から全国に残る天守の1つで東日本では唯一のもの。

石垣工事の前に天守の移動、「曳屋」という難工事。
約3カ月かけて本丸の内側に70m移動したそうです。
70m!!!どんなに大変なことだったか。

高さ14,4m、総重量400トンの三層からなる天守を移動。
体験イベントとして市内の中学校から綱引き用の綱を借り、一般参加者約3900人が参加。

この時の様子を天守の中に設置されているテレビで見ることが出来ます。
100年前にも曳屋が行われたということですが日本の誇る素晴らしい技術で感動します。



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桜がちらほら咲き残っています。



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井戸だということですがまるで機械で仕上げたような滑らかさです。



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本当に雨上がりで良かったと・・・時々ポツリときますが・・・思うほど美しい緑です。



続きます。





青森津軽半島への旅 ⑯

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津軽岩木スカイラインの道端に咲くミヤマオダマキ。
オオヤマオダマキとかヤマオダマキとかいろいろあるようですが違いがわかりません。



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さらに周りにはスミレたち。



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ホオの木には花が咲いて。



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緑の中に映える赤い葉。



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もう午後4時近く、遅い昼食は名物津軽蕎麦にしました。



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近くには屋号の由来となったと思われるお地蔵様が野の花に囲まれてひっそり佇んでいらっしゃいます。

津軽蕎麦とは江戸時代から津軽に伝わる独特の蕎麦のことで繋ぎは大豆の呉汁。
製法が大変なため今では作っているところは少ないとのこと。

魚類やコンブのだしで温かい蕎麦のみ。
このお店のお蕎麦はこねてから3日置いた蕎麦を仕入れているということでびっくり。



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途中立ち寄った「乳穂ヶ滝(におがたき)不動尊」。
白神山地の入り口、「暗門の滝」に向かう途中にあります。

実は暗門の滝に行くつもりが途中で標識を見失いここにたどり着きました><。



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岩木川の傍らにあるガマ石。



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鳥居をくぐってみると更に鳥居があり奥に続いています。



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岩屋、初めて見るお祀りの形態です。
上までは上りませんでしたが国旗も飾られています。



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洞窟の天井の様子。



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糸のように細い一筋の滝、滝の裏側に回って撮ってみました。
冬にはこの滝が凍って33mの1本の氷柱となりその形で農作物の豊凶を占うとのこと。
津軽中から信者が集まるという大切なお不動様のようです。



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午後6時半過ぎ、弘前市内の今日のホテルからの景色。
いよいよ旅も明日で終わり。

夜テレビのニュースで青森県が梅雨入りしたことを知りました。
良いタイミングです^^。



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翌、12日の朝の様子。
予報通り、夜中は音を立てて雨が降っていましたが、今朝はどうにかやんでいます。
雲の様子を見ると岩木山方面は雨でしょうか。
昨日行って良かった^^。

新青森駅14時38分発の新幹線に乗ります。
それまで時間もあるので弘前城へ行くことにしました。



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弘前城・・・津軽氏の居城として廃藩に至るまでの260年間藩政の中心。
明治28年(1895)に弘前公園として開放。
昭和27年(1952)史跡に指定。

追手門から入り昨夜の雨に洗われて美しい緑の中を歩きます。
杉の大橋。



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城内にある5つの城門の1つ南内門。



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濃い影を落とす内堀。



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下馬橋。
幕に覆われた石垣、工事の様子が見えてきました。



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100年ぶりの大修理、貴重な時に行き会わせました。
次はまた、100年後かもしれません、一生のうちのたったいちどのチャンス!!!



続きます。









青森津軽半島への旅 ⑮



岩木山山頂と鳥海山山頂との分かれ道のあたりで見ることのできた山野草を。



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咲き乱れていたミヤマキンバイ。



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ツマトリソウ。
右隅にマイヅルソウ。



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マイヅルソウ。



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ベニバナイチヤクソウ。



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リフトの辺りやさらに高度が下がっても至る所に咲いていたのがハクサンチドリ。



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ウコンウツギの蕾。
リフトから見下ろした斜面では咲いている花も目撃。



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こんな看板も!



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駐車場の周りには雪があちこちにまだ残っていました。



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帰り道、スカイラインを下りながら目に付いた植物を。
ほかに走る車が殆どいなかったので下車して撮ることができました。

岩の陰から下を覗き込んでいるように見えるフキの綿毛。



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ミヤマガラシ。



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タムシバ。



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タニウツギ。
今まさに満開、スカイラインはかなりの距離がこの花で縁取られていて本当に美しい景色でした。



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オオカメノキ?
白い花の木はなかなか覚えられません。



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ウワズミザクラ。



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オオへラバコ。



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カラスザンショウ?



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アイイロニワゼキショウ。
ニワゼキショウと違って多年草なので種で増えていくとのこと。



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アイイロニワゼキショウと同じ場所にミヤマオダマキ(?)が群生。



続きます。



今日、関東甲信は梅雨明け宣言。
ろくに雨が降らないうちに・・・
早くも取水制限が出されているダムもあります。

関東は猛暑の毎日ですが、一方で九州地方は豪雨。
今まで以上の災害が心配されています。

地震も頻発、この夏はいったいどんな夏になるのでしょう、心配です。