晩秋の旅 ⑧

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城崎温泉。旅館に荷物を置いて夕食まで街を歩きます。
川端柳。いかにもしっとりとした温泉街の様子。
とても暖かく歩くには持ってこいの陽気でした。
宿の仲居さんはこんな暖か日は珍しい、毎日のように雨ばかりだったと言っていました。     



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メイン通りを外れるとこんな路地が現れます。



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古い街並みを誇る観光地には定番の丸いポスト。
国内に残されている数が決まっているようですが、けっこう旅先で出会っています。



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少しずつ夕闇が迫ってきています。



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子供のころの思い出にある温泉街のイメージはこんな風景です。低い家並みの懐かしいような夕方の光景。



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兵庫県は麦藁細工が伝統工芸だそうですが知りませんでした。



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上記の店で母のために麦藁細工の小箱(切手入れ)としおりを購入。
大きな箱などの細工ものは結構高価でしたが、色とりどりの麦藁を使ってとても美しいものでした。


少し街をぶらついたあと、旅館に。百数十年の歴史があるとかいう古びた感じの宿。
蟹、かに、カニ・・・。嫌というほどいただきました。もう当分カニの姿は見なくていいというほど・・・。
でも、もたれるほどいただいたのに脂っこさはありませんから翌朝も意外と胃はすっきりしていました。。



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翌朝、人気のない街を歩いてみました。奥に行くほど古びた趣です。



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外湯のひとつ「御所の湯」   
城崎温泉は基本的には外湯です。八軒くらいあったと思います。
内湯ももちろんありますが、外湯を廻ってそれぞれのお風呂を楽しめるよう通行証をもらいました。
数日滞在すればいいのでしょうが、1泊ではとてもそんなのんびりとした時間はなく内湯でじゅうぶんでした。



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いよいよ鳥取に向かいます。
城崎から9時57分の電車で浜坂というところまで行き途中下車。
改札を出て近くをぶらぶらしながら12時02分の鳥取行きの電車を待ちます。
写真に見える駅構内にいる赤い電車に乗る予定。



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古い蔵の脇の道です。通り抜けてみました。



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二階の軒先に吊るされていた干し柿。近づく冬を思わせます。



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「あじわらの小道」という小さな川沿いの家並み。
保存地区のようです。もっと川に沿って歩きたかったのですが駅に戻ります。



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上記の赤い一両電車で鳥取まで。
宿の「観水庭こぜにや」は駅から歩いて10分ほど。
この写真は正面の大浴場までの廊下。左手、池のある中庭は夜はイルミネーションできれいでした。

この宿はお薦めです。また鳥取に来る時があればここにしようと思います。
部屋、料理、お風呂全てよし、スタッフの感じの良さはもちろんです。それでいて料金は少しも高くないのです。
午後2時前の到着で早過ぎたのですが、部屋の準備をすぐしてくださり、部屋に荷物を置くことができました。

砂丘行きのバスに乗るため、駅前まで宿の車で送っていただきます。



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最後の目的、砂丘です。あいにくの曇り空。風も強くなってきました。
宿の仲居さんによると、昨日まで暖かく今日から冬の寒さになったということです。

いざ!馬の背を目指します。
          
             長々とご覧いただき有難うございました。次回やっと最終編です。ご訪問ください。
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晩秋の旅 ⑦

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姫路から特急はまかぜ1号で城崎まで。2時間足らずで着きました。豊岡市になります。

志賀直哉の小説「城の崎にて」で有名なところ。なんとなく旅情をそそられる地名です。
ゆかりの旅館「三木屋」も落ち着いたたたずまいで健在。表の看板に志賀直哉の文字がありました。

荷物を駅のコインロッカーに預けてまずは昼食と歩き出しました。
さすがに松葉ガニの産地です。



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海鮮をを扱う店が連なり、その一軒の二階の食堂でランチタイム。時間的にもたいへんな混みようです。
でも、お刺身類の美味しいこと。待った甲斐がありました。



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古びた感じの本屋さんの看板。目を引きます。



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駅前からタクシーで玄武洞へ。
江戸後期の儒学者、柴野栗山が洞窟の形が古代中国の四神のひとつ玄武(亀)に似ていることから名付けたそうです。
急な石段を登って目の前に現れた巨大な洞窟にはしばし圧倒されました。



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        青龍洞。池の中から天に昇っていく龍のイメージだそうです。



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水面に映ってとてもきれい。落ち葉がたくさん沈んでいます。



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白虎洞。ここでは石の節理が横になって出ています。



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北朱雀洞。どうして?と不思議に思えるほど見事に鳥の羽の形です。



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こちらは南朱雀洞。鳥の胴体(尾?)です。私には天女の衣の襞にも見えました。



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朱雀洞からの眺め。円山川が緩やかに流れ、いかにも穏やかな晩秋の景色です。
タクシーの運転手さんによるとこの川はかなり奥まで海水が入り込んでいるということです。



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受話器をあげただけでタクシー会社につながるという便利な無料電話でタクシーを呼び城崎駅に戻ります。
コウノトリがいるよと運転手さん。カメラで窓越しに撮ろうとしたら、降りて写真を撮れと車を止めてくださいました。
でも、歩道のない道です。他の車が危なくて大急ぎで撮りました。

もっとアップで撮りたかったのですが、慌ててしまってズーム機能を使ったのやら記憶にありません。
トリミングで大きくしました。真ん中にいるのはサギです。

豊岡市は、姿を消してしまったコウノトリを40年に及ぶ人工飼育を経て放鳥できるまでにしたということです。
自然の中にいるコウノトリは初めて見ました。



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長々とご覧いただき有難うございました。
次回は城崎温泉の町の様子を少しと旅の最終目的、鳥取の砂丘をアップの予定です。
                                         ご訪問ください。

晩秋の旅 ⑥

「旅」の前に    昨夜は満月。しかも皆既月食でした。午後11時15分頃撮影

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月の周りは雲がなく妙に明るく、それでいてたくさんの輝く星が見えました。





*******

「旅」続きます。

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「書写山」奥の院へは美しい紅葉の林の中を行きます。



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奥の院には開山堂、護法堂などがあります。
このお堂(名前がわかりません)の中からお経を唱える声がしました。
やがて、がらがらと戸締りの音が聞こえ、お坊さまが出ていらっしゃいました。車でお帰りです。



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食堂の前に戻ってきました。人気もすっかりなくなって食堂の蔀戸もすっかり下ろされておます。



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瑞光院。創建、縁起は不詳。信者グループ(講)の宿泊所になっているとのこと。
門前の楓が古い土壁とマッチしてそれは美しい。



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この時期、真っ青な楓。紅葉の中でとても目立ちました。



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一回りしたかたちで摩尼殿の下にたどり着きました。楓越しに摩尼殿を見上げます。



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書写山は噂に違わぬ紅葉の名所でした。どこをどう切りとっても美しい景色です。
新緑の美しさも格別だろうと思われます。今回は午後から主な所だけ回りましたが、
参道は6本あるとのこと。春、夏と歩いてみたいものです。



翌29日は日本海側に出ます。目的地は城崎。特急で姫路から2時間足らずです。
玄武洞に行きます。また運の良いことにコウノトリを見ることが出来ました。
                                  ご訪問ください。

晩秋の旅 ⑤

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仁王門です。
「好古園」前からバスに乗り天台宗「書写山円教寺」へ行きました。
966年性空(しょうくう)上人によって開かれました。西の比叡山として栄えたところです。
ロープウェー山麓駅から山上駅まで約3分。そこから延々と坂道を登って行きます。
        (特別志納者用にマイクロバスもあり、専用道路を摩尼殿まで行くことが出来ます。)



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仁王門までの途中、道の両側にはたくさんの御像が並びます。それぞれに幾つもの数珠が掛けられています。



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仁王門を入って西国巡礼の道を歩きます。寿量院(重要文化財)の白壁。予約すれば精進料理がいただけます。
                 * 前出の板壁の雪虫はここの敷地内で撮ったものです。



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         寿量院の古びた石段の脇に何とも愛らしいお地蔵様です。



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寿量院の敷地を抜け、脇の石段を降りて巡礼の道へ戻ります。    



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古い木戸をくぐってみたら苔むした塔頭がありました。その脇の楓の大木。見事に紅葉しています。



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摩尼殿。970年創建。本尊は如意輪観音。
まず、その大きさに驚くとともに傍らの黄金色の大銀杏と紅葉の見事さにしばし呆然。



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摩尼殿の上から。



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昼食(美味しいうどんをいただきました)をとった端月茶屋が眼下に。昔の湯屋跡だそうです。



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本堂の中はかなりな人です。端の小部屋では護摩が焚かれ、信者さんたちが熱心にお経を唱えていました。



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摩尼殿を降り、国指定重要文化財の大講堂、食堂(じきどう)、常行堂に向います。
写真は茶屋前の奥へ向う道。トイレあり。



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大講堂。986年、花山法王により創建。円教寺総本堂。ご本尊は釈迦如来。
現在の物は室町初期、昭和31年に解体修理されたということです。
境内にはアゲハ蝶の家紋でお馴染みの本多家の墓所もあります。



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コの字の形に三つの建物が配置されていますが、それぞれが余りにも巨大でカメラに収まりきれません。
映画「ラストサムライ」の舞台。トム・クルーズ、渡辺兼、小雪等出演。
映画は見ましたが、たいへん勇壮な場所との印象はありながらここが舞台という認識はありませんでした。



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巨大な建造物、食堂を講堂から見下ろします。



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                   食堂から大講堂を見ます。



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夕暮れてきました。せっかく来たのですから奥の院までさらに歩くことにします。

長々とご覧頂き有難うございました。  明日、もう少し「書写山」が続き、そのあと城崎温泉へと移動します。

晩秋の旅  ちょっとひと休み

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板壁のところに白いものが飛んでいるのが見えるでしょうか。クリオネのような形です。
意識しなければ眼にも入らないほど小さな虫です。粉雪のようにふわふわと飛んでいます。



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カメラのレンズから逃れるように素早く飛び回っていた虫。
手に止まったのを拡大してみました。

名前は「雪虫」・・・・・名前の通り冬の到来を知らせる虫です。
北国の方ならご存知かと思いますが、私は初めて見ました。
気がつくとたくさん飛んでいます。うれしくてしばし雪虫を追いかけました。

白いものはロウ物質でパラシュウトのような役割をしているそうです。

上の写真は「書写山」で、下の写真は「好古園」の庭で撮ったものですが
「好古園」を出た後、「書写山」行きのバスを待っている間にもたくさん飛んでいるのを目撃しました。
風のない暖かい日に見られるということですが実際その通りの暖かな一日でした。


           
                           次回、「書写山」の紅葉をお楽しみください。