伊豆半島へ 完

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20日、朝から雨模様。
チェックアウトして向かったのはお天気が悪くても楽しめるところ^^。
伊豆高原ステンドグラス美術館です。

レンガ造りの重厚な建物。
イギリスのコッツウォルズにある中世貴族のマナーハウスをイメージしているとのこと。



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正面玄関。



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残念ながら迷路のように複雑で美しい館内は写真撮影禁止。

イギリスから譲り受けたという1800年代中心のステンドグラスの数々。
クラシックオルゴールの演奏やパイプオルガンの演奏など
ゆったりとした時間を過ごすことができました。



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お天気は悪化する一方。
道の駅で買い物をと寄ってみましたが、傘も差せないほどの強風。
見ていると傘が壊れてしまう人続出><。

車を走らせているうちに灯台を見つけたのでそこまで行ってみました。
いかに年中強風に見舞われているかがわかるような松の姿。



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灯台はどこにと探すといつの間にか後方に。
とにかくものすごい風でしかも寒い。
ちょっと車の外に出ただけで身体は冷え切ってしまいました。



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でもせっかくですから灯台への道を見つけて登ります。
途中には小さなお社があり中には面白い御神輿がありました。
土地に伝わる素朴な夫婦和合、子孫繁栄の信仰。
そのシンボルを乗せた御神輿をお祭りになると担ぐということです。



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吹き飛ばされそうな風と寒さにはさすがに降参、車に逃げ込みます。



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暗い港の風景。



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荒れる海。



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小田原へ向かう伊豆高原スカイラインでは
走っているうちに間もなく一寸先も見えないほどの濃霧になってしまいました。
のろのろ運転、時々止まっては霧が動いた時にかすかに見える道を確認・・・

危険なので途中から一般道に降りましたが、かなり下るまで霧が消えず緊張を強いられました。
これほど濃い霧、しかも全然晴れない霧は初めてです。
入り口料金所(有人)で通行止めにするべきです(怒)。
ドライバー(娘)はどんなに怖く、大変だったことか・・・。

お天気には恵まれませんでしたが、(濃霧も含めて^^)それはそれで目いっぱい楽しみました。
今回の温泉行は、何が原因なのか私の肩こり、首の異常が2週間以上続き一向に直る気配なし。
温泉に入りたいなぁ~と思っていたらちょうど大きな仕事が一段落した娘と意気投合、急遽実行^^。

何度も訪れているところでも知らないところがまだまだあります。
楽しい旅になりました。

帰宅した翌日は世田谷でも雪、箱根は大雪でした。
箱根で泊まることも候補のうち、しかも予定を一日ずらしていたら帰れないところでした。

ご訪問有難うございました。
終わります。


今日は友人の詩の朗読発表会に行ってきました。
飾らない言葉、素直な言葉、余計なもののない簡単な言葉、美しい言葉・・・
私のブログも詩を紡ぐように綴ることができないものかと考えてしまいます。
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伊豆半島へ ⑦

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ジョウビタキ♂に出会えただけでもこの旅は大満足^^。
結構長いこと同じ場所にいてくれた割には後姿ばかりなのが残念ですが><。



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坂道の途中にある会館で吊るし雛の展示がありました。
伊豆稲取温泉が「雛の吊るし飾り」の発祥の地とされています。

全国三大吊るし飾り・・・福岡県柳川の「さげもん」、山形県の「傘福」
そして稲取の「雛の吊るし飾り」。

江戸時代、稲取から江戸の武家宅へ行儀見習いに行った女子が伝えたとも言われているが
当時雛飾りを購入できるほど裕福な家はまれで
せめて手作りの雛飾りで初節句を祝いたいと生まれたのが「雛の吊るし飾り」の発祥の由来とのこと。

当時、稲取は海上輸送の中継地でそこから山形県の酒田にも吊るし雛が伝わったとも言われている。



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韮山反射炉を後に車で5分ほどの「江川家住宅と史跡韮山役所跡」に行ってみました。
1958年、国の重要文化財に指定。

受付の前には枡形があり、代官が外出する際の人数をそろえるのに使われた場所。
幕末には農兵の訓練にもつかわれていたそうです。

住所が凄いです。
静岡県伊豆の国市韮山韮山1番地。
まさに韮山の中心といった感じです^^。



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左に見える茅葺き屋根は来客用に使われた部屋。
母屋の屋根は銅板葺きになっていますが
茅が手に入らないなどの理由で銅板葺きになったとのこと。



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50坪の広さがあるという土間。
高さ12mにもなるという茅葺きだった大屋根を支えてきた見事な屋根裏の小屋組みが見られます。
土間は塩を土に混ぜて湿気に対する工夫がなされていて
ところどころ塩が大理石のように硬く白く浮いているのがわかりました。

土間の凸凹も湿気対策として工夫されているとのこと。

屋根裏の一番高い位置に木箱があり(ボランティアさんが懐中電灯で照らしてくれました)
それには日蓮上人直筆の曼陀羅が棟札として納められているとのこと。
その霊験により今日まで1度も火災に会ったことがないと伝えられている。

そのことは当時から有名で、明暦年間、火災にあった江戸城の修復の際には
江川邸の棟木1本を献上したという記録が残っているとのこと。

車輪が見えるところはパン窯。
天保13年(1842)、江川英龍が兵糧として今の乾パンのようなものを考案。
昭和28年、全国パン協会は英龍を「パン祖」として顕彰。
初めて知りましたがこのことを街のパン屋さんは知っているでしょうか^^。
反射炉やお台場の建設以外にこんな工夫もとびっくり・・・



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将棋のような形をしていることから駒蔵とも呼ばれた西蔵(肥料蔵)。
四方の壁が内側に向かって傾いている「四方ころび」と言われる建て方。



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画面右のベンチの右前にある木は桜の木に楓と樫の木が宿った宿り木で
今は染井吉野が咲いていますが秋には紅葉が楽しめるそうです^^。

反射炉の見学だけのつもりでしたが、この江川邸を見学することができて良かったです。

感じの良い女性ボランティアさんの説明でややこしい歴史も興味が尽きない思いでした。
他にもそうそうたるメンバーが学んだ塾の話(塾部屋あり)、現当主が世田谷区に住まっているとか
今も昔からの習わし通りこの土間の竈で湯を沸かし、ゆかりの人たちが集まってお正月を祝うとか
井桁に菊という家紋の由来とか面白い話を色々聞くことができました。


続きます。













伊豆半島へ ⑥

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ハーブガーデンというといかにも作りものめいた画一的な庭を予想していましたが
丘陵の自然のままの地形を生かし、生えてくる草も自由そのままという美しい広々した園でした。

緻密な計算のもとに設計されていることはもちろんですが
海と山の両方を堪能できる庭園はそうそう無いのではと認識新たにしました。

次に向かったところは伊豆の国市長岡にある「韮山反射炉」。



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平成27年(2015)7月世界文化遺産登録。

19世紀の半ばから20世紀の初頭にかけて
日本は非西洋諸国で初めて50年余りという短い期間で植民地にならずに
自らの手で製鉄、製鋼、造船、石炭産業など重工業分野において産業化を成し遂げた。



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天保11年(1840)のアヘン戦争を機に
日本は列強諸国に対抗するために軍事力の強化が課題となる。

韮山代官の江川太郎左衛門英龍は西洋砲術の導入、鉄製大砲の生産、台場の設置、海軍の創設や
西洋式訓練を施した農兵制度の導入などを幕府に提言。

このうち鉄製大砲を鋳造するために必要とされたのが「反射炉」。

嘉永6年(1853)、ペリー艦隊の来航を受け、江川英龍を責任者として反射炉と品川台場の築造が決定。



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反射炉とは金属を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉。
内部の天井がドーム状になった炉体部とレンガ積みの長い煙突からなる。

炉の中で発生させた熱や炎を炉内の天井に反射させ一点に集中させることにより
千数百度の高温を実現し銑鉄を溶かすことが可能になる。

この仕組みから「反射炉」と言われる・・・難しいのですがおぼろげながら理解^^。



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銃剣を利用した柵の1部を展示。
銃剣の長さに驚きます。



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韮山反射炉は稼働を終えた後150年以上にわたって地域住民の理解や協力のもと
補修・修理を重ねながら今日まで保存。

鉄骨による外壁の補修など今の姿になるまでの変遷の様子が写真に残されています。
壊してしまうのは簡単ですが保存の道を選び努力を重ねてきたことに敬意を表したくなります。

敷地にポツンとこの反射炉があるだけですがものすごい存在感です。



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丘を登っていくと茶畑が広がっていました。



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お天気が良ければ反射炉の後ろに富士山が見え素晴らしい景色だとか。
富士の裾野が少し見えています。



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ジョウビタキ発見!!!
茶畑の多分給水用の管?の上にじっと止まっています。
我が家の庭でも撮りそこなっているので今年初めてです♡♡♡。


続きます。

伊豆 ③ 爪木崎

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スイセンはもう咲いていないとバスの運転手さんは言っていましたが
まだ少し残っていました。最盛期の頃はどんなに見事かと思われます。



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ホトケノザやスミレやオキザリスも咲いていました。



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アロエの花とスイセン。
アロエの花にはヒヨドリが来ていました。(写真は後ほど)



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緩やかな斜面が白い花で埋まっていたらと想像すると時期が遅かったことがちょっと残念。



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灯台への道を歩いていく途中、柱状節理がありました。



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約500万年前、安山岩質溶岩が冷却してできたもので「俵磯」と呼ばれている。
兵庫県玄武洞で柱状節理を見て以来初めてです。(カテゴリ兵庫県参)



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岩場で海藻を採る人。



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爪木崎灯台。
旅館から月の出、日の出をみた須崎半島の先端。
風がとても強くマフラーで頬かむりをしましたが、寒くて長くはいられません。



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灯台から海岸への道を降りて行きました。
下に下りると風も穏やかになり、海も素晴らしい色をしています。

スイセンを見ることが出来たし景色も良かったし、満足してバスで下田駅まで戻ります。
路線バスは車で行った場合とまた目線が変わるので楽しいものです。



海鮮丼で遅い昼食を済ませてもまだ電車の時間には間があります。
寝姿山頂上は寒桜が満開ということなのでロープウェーに乗ることにしました。

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寝姿山から見た下田港。



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フウセントウワタ。
ちょうどはじけて綿が顔を出していました。



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ウンナンゲッコウカ。
ほかにも色とりどりの花が咲いています。さすが南伊豆です。



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お目当ての寒桜。
どこが満開なのか、桜の木はあっても花は殆ど咲いていません。
看板に偽りありと文句を言いつつ歩いていたら
かろうじて黒船の監視小屋が建っているあたりに満開の桜がありました。
頂上とはここのこと?



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寒桜とは寒緋桜と山桜の雑種のこと。
河津桜も寒桜ですが、河津桜よりこちらのほうが優しい色をしていて個人的には好みです。
こういう桜のほうが見ていて飽きません。



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頂上には縁結びにご利益があるという愛染堂があります。
絵馬もハートの形をしていました。
縁結びの場所で手を合わせている若い男女2人をしばしば見かけますが、いつも何か変だなと思っています。
2人はもうご縁があったんでしょう。後は自分たち次第でしょうに。
それとも成就したお礼参りかな。
それとも邪魔立てする人がいるのかな。
それとも心の中では別の人を思っているのかな等々・・・余計なお世話を^^。


最終回は出会った野鳥をわずか数種ですが載せたいと思います。
ご訪問ください。







伊豆 ② 河津桜

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東京から伊豆急で河津駅下車。
駅を出るとすぐ河津桜の並木が始まります。
川辺の並木まで行っても確かに情報どおり3分咲き位。



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比較的花の咲いている木を探して写真を撮ります。
メジロが無数に飛び交っています。
ほかにヒヨドリ、モズなど。川にはカモやサギが。
鳥の写真は最後にまとめてみようと思います。



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菜の花がなければかなり殺風景だったかもしれません。



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橋の上から。海が目の前です。
桜は花が咲いていなくても葉が赤いので全体が赤く見えます。



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河津桜の原木。樹齢50年ほど。(寒緋桜と大島桜の自然交配種と言われる)
意外なことに個人の庭にありました。 道路から撮影。
昭和30年頃、飯田勝美氏(故人)が冬枯れの河津川沿いを歩いていて
芽吹いていた桜の苗木を見つけ庭に移植。





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畑で満開だった白梅。


何より楽しかったのが駅から延々と続く出店。
どの店も試食が出来、花を見るより先に「花より団子」状態。

帰りに桜の香りのする羊羹や宿で食べるための金柑や
サービス満点で倍以上の量になったチリメンジャコなど購入。
花はいまいちでしたが団体客も多く、平日にもかかわらずとても賑わっていました。




この後、予約した宿のある伊豆下田まで電車で行きます。

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部屋からの眺め。穏やかな夕方の海です。
この後大きな月がこの半島の上から昇ります。(前出)


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サーフィンを楽しむ人たちもちらほら。
浜辺がとてもきれいなので宿の方に聞いてみると
サーフィンにやってくる人たちが自発的に浜の清掃をしてくれるとのこと。



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翌朝、日が高く昇ると岩に波しぶきと一緒に水蒸気が上がっているのが見えました。
(日の出・前出)



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朝食前、浜に出てみます。
散歩の跡^^。

この朝は気温が低く霜柱が立ったということでした。

ゆっくりと朝食を取り、宿の車で駅まで送っていただきます。
駅前からバスでスイセンの群生地「爪木崎」まで行きます。
バスの運転手さんにスイセンはもう終わっているよと言われました。
サクラは早すぎ、スイセンは遅すぎうまくいかないものです><。

続きます。