インドへの旅 ⑦

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朝のガンジス河の続きです。

ここにも洗濯をする人。
不可触民、ダリット、アウトカースト、アンタッチャブルなどと呼ばれる人々です。

カーストとはヒンドゥー教における階級制度。
バラモン(僧)、イシャトリア(王、戦士)、ヴァイシャ(商人)、シュードラ(奴隷)の4階級があり
その下に不可触民がいます。
その数1億人以上ということです。

バラモンたちが自分たちがしない仕事をさせるためにこの階級を作ったとか。
親が火葬場に働くなら子供もそれを受け継ぐそうです。

1950年、インド憲法でカーストを禁じましたがなかなか浸透しません。
とくに田舎に行けば行くほど差別は過酷とのこと。

不可触民の村にはほかのカーストは近寄らない、触ったものには手を触れない・・・・

ホテルやレストランなど化粧室にはいつも清掃の人がいるし
手を洗えば手を拭くペーパーを差し出してくれる女性がいます。
こういう人たちも不可触民だということですが、私たちには中々理解できません。

名前でカーストがわかるのかとハリーさんに聞くと、ミドルネームでわかるということでした。
ミドルネームを名乗らなければ良いのにと私たち。
でも、そんな簡単なことではないのでしょう。

2017年7月21日、14代インド大統領にダリット(不可触民)出身のラム・ナト・コビンド氏が選出。
少しづつは社会の意識に変化も出てきているようですがカーストは根の深い問題です。



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引き返す途中、霧が晴れだして対岸が見えるようになりました。
マングローブの林があるということでしたがそこまではわかりません。



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コントラストを強くしてみました。



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洗濯物が干されています。
シーツ類のようです。
この辺りはホテルも多いのでそういう洗濯物かも知れません。



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ガンジス河は世界一汚くて世界一安全な河・・・
河の水は数カ月放置しておいても腐らないとのこと。

検索してみると興味深い実験の結果がありましたが省略します。
昔はともかく今は汚染が進んでいることは確かです。

昔、遠藤周作原作の映画「深い河」で主人公の日本女性が
ガンジス河で沐浴するシーンを見たことがありますが役柄とはいえ勇気のいることだったでしょう。

旅番組でもリポーターが頭から沐浴するシーンを見たことがありますが
その後異常はなかったのか知りたいところです。



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岸に戻りました。
祈祷が始まっていました。



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沐浴をする人たち。
このあたりには最下層の人達の沐浴場があります。
最下層の人たちが沐浴できないのは不平等ということで設けられたそうですが
場所を限定されてしまうとは平等の意味が違うでしょうに・・・。



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石段の途中の商店。



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修行僧?



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牛も犬も^^。



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屋根には猿も・・・。



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私たちの間をすり抜けて走ってはじゃれあっていた犬。
物乞いの女性も写っていました。


来るときには暗くて見えなかった街の様子、次回に続きます。


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2018/02/11 (Sun) 05:59 | # | | 編集

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