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青森下北半島への旅 ⑥

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霊場恐山。
恐山とは山の名前だと思っていましたが[恐山]という山は無いとのこと。
宇曽利湖(カルデラ湖)を囲む外輪山の総称ということです。

霊場の正式名称は「恐山菩提寺」。
高野山、比叡山と共に日本3大霊場の1つ。
下北半島国定公園。
入山料500円。

本尊は延命地蔵菩薩。
天台宗最澄の弟子である慈覚大師円仁によって貞観4年(862年)に開山。
地蔵菩薩1体を彫刻し本尊とした。



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5月1日(~10月末日まで)に開山したばかりでした。



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山門への道。
1本の桜がとても目立ちました。



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ひとつの建物の中ではイタコさんが口寄せをしている最中でした。
ガラス越しにちらりと見ただけで不確かではあるのですが・・・
白い衣装のイタコの方と向き合って手を合わせていたのはワイシャツ姿の男性でした。

調べてみると恐山では夏と秋の大祭の時にイタコの口寄せがあり
依頼者が行列を作るそうですが例外的に普通の日でも行ことがあるとのこと。



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角塔婆の脇には男湯と女湯の2棟の共同浴場(温泉)があり入山者は自由に入れます。



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地蔵殿脇では溝に溜まった湯の花をすくい取っていました。



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荒涼とした景色が続きます。
道はありますが、細かい火山礫で靴底が滑りますから要注意です。



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奥の院不動明王への階段を途中まで登ってみました。
遠くに宇曽利湖が見え、その奥に釜臥山。
直線で4kmも先だというのに山頂のレーダーがはっきりわかります。



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小さな穴からは火山ガスが噴き出しています。
私たちがいるところが活火山だということを実感。
置かれていたコインが真っ黒に変色していました。



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慈覚大師堂前。
たくさんのわらじや手ぬぐいなどが奉納されています。



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近くの木にも。
わらじ、手ぬぐい、賽銭はあの世への必需品だとか。



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もっと薄暗かったり雨が降っていたりしたら更にもの寂しい風景になることでしょう。



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火山ガスが噴き出す「地獄」から白砂の美しい宇曽利湖、「極楽」に降りてきました。
極楽に例えられるのも納得の静かで心を打つ風景です。

湖は強い酸性で魚はいないように見えますがウグイの中でも特殊な性質を持つウグイが生息。
湖に注ぐ沢では去年の秋、旅先(群馬県)で見たチャツボミゴケも見られました。



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湖の手前にある池(?)、所々でブクブクとガスが湧いていました。

宇曽利湖は正式名「宇曽利山湖」。
恐山が昔[宇曽利山]と呼ばれていたことによりますが
今は地図の表記を「宇曽利湖」に改める動きがあるとのこと。



続きます。

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2018/05/15 (Tue) 05:29 | EDIT | REPLY |   

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